Acoustics: VA One

全波長帯域に対応
ESIグループが提供する全周波数帯域の振動・騒音問題に対するソリューションで、低周波から高周波まで、統一解析環境のもとでシームレスな振動音響解析が可能です。
設計段階において潜在的な騒音や振動の問題を究明し正しく考慮することで、コスト削減、時間短縮に貢献します。より詳細なモデル化や試験ベースの開発が必要な問題個所を特定しリスクを管理する一方、生産性の向上を支援します。
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革新的ソリューションで、振動・騒音対策をサポート
統計論的手法と確定論的手法をカップリングするというユニークな方法により、必要に応じて詳細にモデル化する、もしくは簡素化するなどの自由度が得られます。ほんの数時間でシステムレベルの振動・騒音モデルを作成し、ラップトップ上でも短時間の計算で結果を得ることが可能です。ESIの振動・騒音ソリューションは、迅速な騒音源のランク付け、支配的な伝達経路の特定が可能で、リアルタイムな課題解決を支援します。
航空宇宙分野には多くの課題が存在し、振動音響解析を適用する余地が存在します。 それら多くの課題の中には、航空機のインテリアノイズ、打ち上げロケットと衛星の振動に関する仕様や軽量化された反射板の高い音響負荷下における詳細な応力解析などが含まれます。含まれる周波数帯が広範囲におよぶため、これらの問題全てを解くことができる手法は存在します。VA Oneは、低、中および高周波問題に対する解析と設計検証に対応するソルバーを持つ唯一のツールです。これにより航空宇宙構造物に対する迅速で効果的な振動音響の解析および設計が可能となり、試作とテストのアプローチに比べてコストとスケジュールへの影響を大幅に低減します。"
DR. PAUL BLELLOCH, Director, Aerospace Analysis at ATA Engineering Inc.
産業別各種アプリケーション

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トラックのキャビン騒音解析
長時間の運転が強いられるトラックでは、ドライバーの疲労軽減のために高い静粛性が求められています。 |
FEM/SEA法による自動車とフロアのルーフ解析
これまで、低周波帯の解析にはFEM/BEM用い、高周波帯においてはSEA手法を用いられていました。それらの手法ではとらえられなかった、周波帯域にVA OneのFE/SEAハイブリッド手法が有効となります。 自動車を例に、ピラーやフレームなどをFEMでモデル化し、面積の大きいルーフやフードをSEAでモデル化しVA Oneのハイブリッドモジュールで解析することで中周波帯の予測が実現可能となります。 |
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ヘリコプター室内の騒音解析
ヘリコプター回転翼による騒音を放射源とし、機内騒音の低減を目指します。 |
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船舶居住区の騒音解析
船舶など大型構造物の高周波騒音予測には、VA One no のSEA(統計的エネルギー法)によるシミュレーションが、それを可能とします。 |
MarineModelerを用いた船舶騒音解析
船舶の騒音解析において、必要とされる3次元モデルを構築する際に多くの工数を必要とします。 VA Oneモジュールのひとつであるマリンモデラーは2次元図面を元に、短時間で効率良くモデル構築が可能で、SEAなど計算モジュールに受け渡すことが可能となります。 |
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鉄道車両騒音解析
鉄道車両には快適性につながる車内静粛性の向上と、省エネに直結する軽量化を達成するために、ダブルスキン(トラス構造)パネルが採用されています。 |
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家電製品の騒音解析
洗濯機や掃除機等の回転を伴う家電品に、ますます静粛性が求められています。 |
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HVAC騒音解析
ダクトなど閉じられた空間に、空気が流れることで騒音が発生します。 この音を事前に予測することで、周辺機器の設計や配置に大きく貢献します。 |
振動・音響関連資料

Core Modules of VA One & Advanced extension modules
- Acoustic BEM Module
- Acoustic FE Module
- Extension Modules
- Fast Multipole Methods
- Hybrid Module
- Poro-Elastic Material
- SEA Module
- Structural FE Module